エェ〜　パスポートが・・・・！

 

さてさて、何から話さなければならないかというと、この事件無くして始りません。自分のミスをさらけ出さなくてはならないので、恥ずかしい限りです。皆さんはこんな事は無いと思いますが、思い込みとは怖いものと改めて気づかされました。

 

2月2日

浦東空港の集合時間が6時30分なので多少余裕を持って家を出発したのが、5時20分。浦東空港着が6時頃。まだ、案内らしき人は来ていないので、ソファーでゆっくりとしていました。

 

集合時間には、ツアー会社の人とツアー参加者の3人が集合しチェックインカウンターへ移動。チェックインする為に、パスポートを渡す。

 

その時、 一つのパスポートが古いパスポートだと言われ、名前を確認すると私のパスポートでした。

 

中身を確認すると、やはり古いパスポートだ〜。 

 

エェ〜　古いパスポート。そう最近、銀行で古いパスポートを使用する機会があり同じ場所に保管しておきました。前日準備をした時には、まったく、中身を確認せず思い込みでパスポートを取った事に気が付きました。ガ〜ン。

 

この時、100％私は諦めました。私の原因で他の2名に迷惑が掛かってはいけないので、行かないと宣言しましたが、お二人が可能性があるなら家に戻ってみてはと強く説得されました。

 

その時点で、飛行機出発時間の1.5時間前。

 

興奮した頭を整理をして、片道30分、往復1時間で行く事が出来れば間に合う。通常は、片道40分あれば余裕で間に合う事を考えて、ダメもとで挑戦してみようという気になり、タクシーへ乗り込みました。

 

運転手には、片道30分、往復で1時間でと説明し簡単に没問題（問題無い）と出発。高速には速度取締カメラが何箇所か設置してあります。一ヶ所に付き200元の罰金が掛かるがそれでも良いかと確認されるが、金で解決できるならOKと返事を返す。

 

時速140〜150ｋｍでぶっ飛ばし、乗っているのも怖かったですが、運転手は飛ばしてくれます。でもカメラの所では、多少減速して走ったせいか解りませんが、意外と反応しませんでした。その甲斐あって家まで30分で到着。 ウォ〜。

 

すぐさま、部屋に入り新しいパスポートを確認、タクシーへ戻る。ここまでも金額が180元。頭の中では、180×2＋200（チップ）＝600元支払えば問題ないなと思っていた所、運転手からも600元でどうかと言われてお互い納得。

 

戻りも飛ばして、なんとか30分で到着。降りる前に600元渡すとチップを要求され、結局700元の出費。まあ、間に合ったので、100元のアップは仕方ないと思い渡しました。

 

すぐさま、カウンターに行きチェックイン完了し、搭乗。

 

フーと一息、胸を撫で下ろしました。良かった！感謝感謝。

 

この、時点で可能性があれば挑戦する事、出来ると思えば出来る事（結果が良かったので言える事かもしれませんが、当たり前ですが、しっかり確認する事に気づきかされました。 もし、間に合わなかったとしても、それだけの事をしたので、後悔は少なかった事でしょう。

 

お二人が、強く説得してくれなければ私は諦めていたし、心優しい方でなければその様な事を言ってくれなかったと思うと、お二人のお陰で、このツアーに何とか参加する事が出来ました。とても感謝しています。

 

　　　　

2月2日　ラサ市内の火鍋屋の前で。左から私、福田さん、保美さん。今回のツアー参加者です。

 

福田さんは上海、保美さんは青島から参加。お二人とも駐在歴5〜6年という事で私と同じ位。この三人の共通点がまた凄い。

 

福田さんと保美さんは下関の出身。福田さんと私は、丑年、水瓶座、誕生日は同じ月で一週間違い、血液型はO、若い頃は登山をして情熱を捧げていた。もちろん中国駐在と言う事は3人の共通点です。

 

福田さん、保美さんは駐在中あっちこっちの観光地めぐりをしている猛者です。保美さんはチョモランマは2回目です。福田さんは国宝級の観光地を35ヶ所奥さんと一緒に行っている様です。何時もは奥さんも同行するのですが、今回は同行しないという事で、チョモランマを選らんだようでした。

 

過酷なツアーでしたが。この様なメンバーと参加でき、楽しく過ごす事が出来ました。感謝感謝ですね。

 

もう、今後はこの様な事は起こらないと思いますが・・・・・。

 

でも、間に合ってよかったです。これは、ツイテいる証拠かな・・・。でも本当に良かったです。感謝感謝。