2010_07/15
上海に高校設立
来年度、上海に高校が設立されるようです。
●上海日本人学校に高等部=来春開校へ
【上海時事】中国・上海に海外の日本人学校として初めての高校が、来年4月に開校する見通しであることが23日分かった。日系企業が多く進出する上海の長期滞在邦人は世界最多の約4万8000人(2009年10月)に上るが、高校受験を機に家族だけ帰国するケースがほとんどで、教育環境充実を求める声が上がっていた。
開校を予定するのは「上海日本人学校高等部」で、現在世界51カ国・地域にある88の日本人学校で初の高等部となる。
同高等部は当面、小中学部がある日本人学校の施設を利用。初年度は1年生70人の募集を見込む。運営は小中学部と同様、日本企業が会員の上海商工クラブ学校運営委員会が担当。今後、地元当局の設立認可や、日本の高卒資格が得られるよう文部科学省への申請手続きに着手する。
芝浦工業、明治、同志社など日本の有名私大とも提携交渉中で、付属高校からの教員派遣や帰国時の編入、大学推薦枠の提供などを実現したい考えだ。
上海の日本人学校も2校あり、生徒の数は世界最多です。08年の経済不況で日本人が帰国している傾向でしたが、また回復してきているのでしょうか。
ちなみに、上海市の日本人の生徒児童数は2500人。浦東と虹橋に2ヶ所学校があります。